広島県福山市の鞆の浦(温泉)に、ダンナと1泊2日の抗がん剤終了記念の旅をしてきました。
感染症予防に気を付けていたのも、どうしてもこの旅行をキャンセルしたくなかったというのが大きいかも。放射線治療が始まると温泉入れなくなるし。
やっぱり、鼻先にニンジンぶら下げないと。これ大事。
(^-^)/ ニンジーン !
アクセス
車 福山東インターから南へ約45分
鞆の港
数日前の天気予報では雨のはずが、写真のとおり、めっちゃいい天気です。やはり、日頃の行いかしら? 2日目はやや曇ってましたが。
さて、鞆の港ができたのは平安以前、鞆の浦は中世から栄えた港町です。
鞆の港の説明は教育委員会に任せるとして、港の風景はとても風情があります。特に冒頭の写真の常夜灯は、鞆の浦のシンボルになっているようです。
鞆町伝統的建造物群保存地区
鞆の浦には、江戸前期から昭和30年代までの町屋建築が残っています。そのため、映画やドラマのロケによく使われるそうです。最近では、ドラマ「流星ワゴン」のロケが行われました。
駐車場の向かいに、今は無料の資料館になっている、「鞆の津の商家」があったので、入ってみました。
昔の商家の様子が偲ばれます。
資料館等は有料のものも含め、いくつかあります。
坂本龍馬ゆかりの家もあります。
なんと、派出所がオサレ。
仙酔島と福禅寺対潮楼
鞆の浦に浮かぶ島々も、素晴らしい景観を作っています。手前の右が皇后島。左が弁天島。奥の大きい島が仙酔島です。大きいと言っても周囲約6キロです。
仙酔島には市営の渡船で5分で渡れます(往復240円)。だいたい20分毎に運行しているようですが、便が少ない時間帯があるようなので、乗船される場合には、ご確認ください。
弁天島の鳥居と塔が見えます。
着いてから、少し遊歩道を歩いてみました。
ガッツリと登山(トレッキング)するコースもあるようですが、今回はやめときます。体力がね… (^^;
展望台まで歩くと、泊まった宿が見えました(宿については後ほど)。
鞆の浦から島々を眺めるには福禅寺対潮楼です(拝観料200円)。
ここを訪れた朝鮮通信使が、「日東第一景勝」と称え、書を残したんだそうです。
鞆の浦と坂本龍馬
坂本龍馬が乗っていた「いろは丸」が瀬戸内海で紀州藩の船に衝突され、鞆の浦で賠償の交渉が始まり、福禅寺対潮楼でも談判を行ったということで、龍馬関連の資料が展示されていました。
また、市営の渡船は「いろは丸」を模したもので、「平成いろは丸」という名前がついていますし、常夜灯の近くには「いろは丸展示館」もあり、龍馬ファンにとっては、垂涎の地ではないでしょうか。
こじんまりと狭い範囲に見所が集まっていて、町屋と寺社の風情のある町です。温泉宿に1泊して観光するのにちょうどいい感じです。
泊まった宿もとてもステキだったので、次の記事で紹介しますね。
また次のニンジンもモーソーしつつ、今日はこの辺で。
(^-^)/
(荷作りをジャマする蘭ちゃん。)