梅雨でインドアの時間が増えている方も多いのではないでしょうか。Marukoはもともとインドアですが、先週始まった放射線治療のせいか体がだるかったこともあり、日曜日はだらだらとAmazon Primeで映画を観て過ごしました。で、観た映画2本がこの時期インドアするのにピッタリだったので、ご紹介します。
「言の葉の庭」
たまたま観たのですが、この時期にピッタリな作品なのです。その理由は、ほとんど雨の日の物語だから。そして、雨が好きになりそうだから。
主人公の男子高校生は、雨の日の朝は地下鉄に乗りたくなくて、午前中は学校をサボっちゃう。サボって雨宿りに向かう公園の東屋には、先客の女性が缶ビールを飲んでる…
映像が美しいのはもちろんですが、謎だった女性の真実とその苦しみ、そして男子高校生の思いと言葉。人間の心の機微が静かにも激しくも描かれ、胸に刺さり涙しました。
また、主題歌は秦基博さんが大江千里さんの「Rain」をカバーしたものですが、この映画のために書き下ろした曲かと思うほどピッタリで、さらに雨が好きになりそう。
「ボブという名の猫」
「幸せのハイタッチ」というサブタイトルが付いています。猫と一緒にいれば幸せになれるのは、猫飼いさんには周知の事実ですけどね~。
舞台はロンドン。昔、1度だけロンドンを旅行したことがあるのですが、雨が多いんですよね。冒頭、傘を差す人がチラホラ。そうだった。ロンドンの人たちは雨が降り始めても全く動じず、そのまま歩く人が多かったのを懐かしく思い出しました。
さて、主人公の男性は、ホームレス同然で薬物依存のストリートミュージシャン。そして、支援で住居を確保した男性のもとに現れたのは茶トラ猫のボブ。最初は迷い猫かと飼い主を探すのですが、飼い主は見つからず、飼うことに。二人三脚の暮らしが始まります。
これ、実話に基づいています。そして、なんと、出演している猫のボブは本人(猫)なんですって。普通、動物プロダクションから芸達者なコを出演させるんじゃないのー?ってビックリです。(‘0’)
ボブのかわいさと、映像がときどき猫目線に切り替わる新鮮さ、そして、「人は変われる」というメッセージに元気が出ます。
憂鬱な雨の日は、ステキな映画の世界に浸って、気持ちだけでも晴れるといいですね。 (^^)d
(「幸せのペロリン」にゃ!)