ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

台風被害のニュースに思うこと

週末は台風被害の辛いニュースが続き、さらに被害状況が判明するにつれ、胸がえぐられるような気持ちになります。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

昨年は西日本大豪雨、今年は東日本が… いつ、どこで、何が起こるか、本当に分からないのだと思い知らされます。Marukoはどちらも被害がありませんでしたが、無事に過ごせていることは、当たり前ではなく、たまたま運が良かっただけなんですよね。

 

昨年の西日本大豪雨は、比較的近い場所で大きい被害があり、被災した方のお話を聞く機会があったのですが、ほんのちょっと行動が早かっただけで、孤立せずに済んだと言っておられました。その方は家族と早めに避難されたそうですが、通りを挟んだ向かいの方々は避難が遅れ、水害で取り残されたそうです。最終的には救助されたということですが、どんなにか怖かったことでしょう。

取り残された方々は、高齢者夫婦だったと記憶しています。スマホを持っていないので緊急速報メールも入らないし、避難指示の無線放送が流れていたけれど、大雨の音が凄くてかき消され、聞こえなかったそうです。夜だったので、高齢の方は早く就寝するということも影響していたかもしれません。

 

今回の被災地でも、TVで高齢の女性が「体が悪いので避難せず、自宅で待機しています。」とインタビューに答えているのを見ました。先の高齢者夫婦のように、高齢者は情報弱者であることに加え、情報が入っても身体的に動くのが大変で、避難所に行くことを諦めてしまうというケースもあるのかもしれません。ダンナの両親も老々介護の状態で、自分たちだけで避難所に行くことはできません。自宅の2階に上がることすらできません。過疎の地に災害が来ないことを祈るばかりです。

 

都会はまた別の問題があるようですね。ホームレスへの対応とか。対応方針を考えていなかったのでしょう。人命が最優先なのは当然のことなのに。

また、「猫を飼っているので避難できなかった」という中学生のニュースもありました。国(環境省)は、ペットと同行避難することを原則としているのですけど。自治体や避難所によって対応が違うようです。昨年、岡山県総社市では、自らもペットを飼っている市長の「ペットは家族だ」という鶴の一声で、行政主導では初のペット同伴避難所(ペットと飼い主家族が同室で一緒に過ごせる)をいくつか開設し、ペットを連れている人を移したことは有名です。ホント、ペットを置いていくことなんて、考えられませんもの。(ToT)


f:id:run-maruko:20191015105515j:image

(かげながら おうえんしています。)