某市営のバスが双子のベビーカーの乗車を拒絶した(正確には、車椅子用スロープの対応をしてもらえず、お母さん一人では乗せられないため空気を読んで諦めた)というニュース。思い出したのは、昔、アメリカ旅行で見た光景でした。
それは、バスにベビーカーを乗せようとする人がいると、運転手さんや乗客たち(家族ではないと思われる人たち)が、すぐに手を貸して、みんなで乗せていた光景。
Marukoが見たのはたまたまだったのかもしれないし、場所柄(ディズニーワールドでした。)ということもあったかもしれないけど、国民性を見たような気もしました。地図を見ていると「迷ってない? 助けてあげるよ。」と声を掛けられたり… みんながみんな親切というわけではないと思うのですが、積極性が日本人とは違うような感じがしました。
国民性を表すタイタニック小咄って、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
海に飛び込むよう乗客を説得するために、どう言ったら納得するか…
アメリカ人には「ヒーローになれるよ。」
イギリス人には「紳士はそうするものです。」
ドイツ人には「規則で決まっています。」
日本人には「みんな、そうしましたよ。」
… 日本人にとっては耳が痛い感じですかね?
(>_<)アイタタ
ヒーロー願望が良い方向に作用すると、積極的にボランティア的な行動に出るといったところもあるのかなぁ、と思います。日本人は、内心では気の毒に思っていても、自分が最初に行動を起こすというのが苦手な人が多いのではないかと思います。はみ出さないように、みんなと足並み揃えたいという感覚が染み付いていて、良くも悪くも奥ゆかしい。
誰か一人が動いたら、ほかの人も動いたかもしれない。バス側の対応にも問題があったかもしれないけど、みんなが積極的に行動に出られて、お互いに手助けし合えるようになるのが理想的かな、と自分自身の反省も含め、考えさせられたのでした。(^^)/
(かんじたら、そく、こうどうしにゃいとね。)