週末は法事に出席しました。Marukoを育ててくれた祖母の13回忌でした。
叔父の家にお坊さんが来て、一緒に読経して、お焼香して…
その後はお墓参りですが、山の中に先祖代々のお墓があり、軽くトレッキングです。いや、喪服にパンプスで山道を歩くのは、結構ツラい。と思ったら、お坊さんはちゃんとスニーカーに履き替えてた! その手があったよね~ 必要だよね~ って、来るたびに思うのに、忘れちゃうんだよね。Marukoはホルモン療法の副作用で膝が痛いこともあって心配でしたが、何とか登り降りできました。(-。-;)ホッ
(こんな、トトロが出てきそうな山林の中を歩いてきて、写真の右手にお墓がありますの。)
その後は料亭で親戚と会食。
ふぅ~
何だか疲れました。
いや、山の登り降りが疲れたわけではなく(もちろん、それもあるんだけど)、Marukoはウソをついているので、ボロが出ないようにしようと思って、気疲れしたのでした。
そう。親戚に隠しているのです。乳がんになったことも、仕事を辞めたことも。ヅラも、関節の痛みも。
自分に正直に生きようと決めたMarukoですが、親戚の前では繕ってしまう… 幼少の頃、母子家庭で母が生活力がなく、親戚の世話になったMarukoは、「ワシが面倒を見てやったお陰で立派になった」Maruko像を壊せないのでした。
そう言えば、子どもの頃、親が離婚していることは絶対に世間様に隠さないといけないことになっていました。今みたいにバツイチなんて言葉もないし、明治生まれの祖母にとって「出戻り」は恥ずべきことだったんだろうけど。
でも、子どもって遠慮がないので、父親がいないと分かると「なんでお父さんいないの?」
聞かれたら死んだと言えと言われていたけど「死んだ。」と言うと、「なんで死んだの?」
それ以上の想定問答は準備していません。適当に「病気…」と言えば、「なんの病気?」「えっと…しんぞう…とか…」
ふぅ~
疲れるので、なるべくプライバシーに踏み込まれないように、あまり親しくならないように、周りと距離を取っていました。
人と接するのがくたびれるのは、「三つ子の魂」なのかなぁ、と思ってしまいます。ま、だいぶ素を出せるようになってきたとは思うんですけどね。
疲れは蘭ちゃんに癒してもらうさ。(^^)/
(かあちゃん、どろぼうになっちゃうの?)