先日、ダンナの誕生祝いとして、近所の居酒屋に行きました。Marukoは、たまにはオサレなところに行きたいのですが、ダンナに「どこがいい?」と聞くと、「近所の居酒屋か餃子の王将」。いつもこれ。安くて美味しいからいいんですけどね。
で、カウンターで飲んでて、隣の男性客2人連れの会話がどうにも気になってしまって…
「やっぱりA型じゃないと。社長は面接で必ず聞くよ。」
「でも、同じAでも、親も両方Aの場合とOAの場合があるからなぁ。」
「オレらは、生粋のAだからねぇ。」
え? A型の人しか採用しない会社? マジで !?
それ、最近はブラハラ(ブラッド・ハラスメント)って言うんじゃなかったっけ!
ちなみに、血液型性格判断は、日本と、日本から取り入れた韓国の一部でしか通用しないらしいですね。A型は真面目、几帳面というのも、単に日本人の特徴を一番多い型に当てはめただけという説も。
欧米、特にアメリカでは人に血液型を訊くのはタブーだとか。プライバシーに関わるということだけど、たぶん、性格判断のことを知らない前提だと、医者でもない人に血液のことなんて訊かれたら、優生主義とか差別主義とかを連想して、なんかキケンな思想を持ってる輩では?と警戒するんじゃないでしょうか。でなきゃ…コイツ、ドラキュラか !?
( ゚д゚)ドンナ チ~?
Marukoは人事担当者として面接試験を担当したこともありますが、面接する側も結構勉強しました。例えば、出身地や家族のことを訊くのは、差別しようとしていると取られかねないのでNGとか、尊敬する人や好きな本を訊くのは、思想・信条を問うことに繋がるからNGとか。でも、血液型を訊くなというのは、覚えてないな。そんなこと訊く面接官がいるとは思わないもん。
Marukoが就職活動してたころは、面接冒頭でいきなり「親御さんか御親戚が◯◯省にお勤めですか?」と聞かれたりしました。「コネもないのに面接まで来ちゃったの?」と聞こえて、ムッとしたら落とされましたが。あと、説明会で「女子枠は1人だけで、庶務担当のみ」と言われたりとか(教えてくれるだけ親切な方)。
でも、時代は変わりました。
合コンのネタならOKかもしれませんが、ビジネスの場で、特に人材を選ぼうというときに、血液型はないよね~! オジサマたちも、勉強して進化してほしいものです。
ヽ(^o^;)ノ ガンバレ-
(よのなかの しんぽにあわせて せのびにゃり)