ベンガル娘のお休み処

ねこバカMaruko(がんで公務員を退職)とベンガル蘭ちゃんの暮らし 

【本】「100万分の1回のねこ」「神様のビオトープ」の2冊


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ゴールデンウィークですねぇ。と言っても何の予定もありませんが。

昨年、カミュの「ペスト」について書いたとき、「まさかスケジュール感も同じだったりして」って書いたのですが、それって昨年中に収まってくれるだろうというニュアンスだったような。

こんなに長引くとは。AIの計算だと第4波のピークは10月20日だとか。ワクチンや他の状況によって変わるとは思いますが。

run-maruko.hatenablog.com

 

というわけで、ゴールデンウィークはおうちで読書でもしましょう。今日は最近読んだ2冊をご紹介します。

 

1 「100万分の1回のねこ」

タイトルから想像できるとおり、佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」へのリスペクトを込めて13人の作家が書いた短編集です。

「100万回生きたねこ」はMarukoの好きな絵本。今はダンナの田舎に預けてあるので、今度持って帰ろうっと。(すぐに使わないものを田舎に預けちゃうのって、あるあるだよねw)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

  • 作者:佐野 洋子
  • 発売日: 1977/10/19
  • メディア: 単行本
 

さて、違う作家さんによる13編はいろんな味があって、きっと好きなものが見つかると思います。Marukoが特に印象に残ったのは、角田光代さんの「おかあさんのところにやってきたねこ」です。

おかあさんに褒められることが大好きだった「おちびちゃん」は、だんだん外の世界を知るようになる。

「わたし」はもう「ちび」じゃない。

外に出ることを禁止する「おかあさん」。

「おかあさんなんてだいっきらい。」

出ていった「わたし」は「わたし」を生きる。

でも、最期のとき、おかあさんのもとへ。

「次に会うとき…」

 …ちょっと泣けます。

これ、仔猫と飼い主の関係を描いているようですが、実は人間の母娘関係にそのまま当てはまるということに気付かされるのでした。

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2 神様のビオトープ
神さまのビオトープ (講談社タイガ)

神さまのビオトープ (講談社タイガ)

 

ビオトープ」(ドイツ語)は「生物空間」とか「生物生息空間」と訳されるそうです。

主人公の女性「うる波」は結婚2年目にして夫を事故で亡くします。そして、それまでと変わらず?夫の幽霊と暮らすのでした。

決してホラーではありません。かといって、ファンタジーかというと、それも違うような。

なぜなら、うる波は自分を客観視できているのです。それ故に不安もあるけれど。

そして、うる波を取り巻く人たちの様々な愛の形もまた、他人から見ればいびつなものだったりするのですが、「幸福にも不幸にも、決まった形などない」と考えるうる波。夫の幽霊との暮らしを「これがわたしの幸せ」と言うのでした。

Marukoはこれを読んだ後、自分がうる波と同じ立場になっている夢を見ました。(ワタシ、影響されやすい?)

昨日まで隣にいた人がいなくなる。それでも同じように生きられるかしら? 幸せだって言えるかしら?

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たまたまですが、生や死を扱う作品が続いて、考えさせられたMarukoでした。

 (-.-)ノ⌒-~

 

おまけ

今日のおやつはカルディの杏仁豆腐。

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パンダのパッケージがかわいくて。味も美味しいですよ! ぷるんぷるん。甘すぎず。

 

で、今日の蘭ちゃんはお外の虫が気になる!

盛大にクラッキングしてます。

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 きき、きゃきゃきゃっ!

(あれ、つかまえたいにゃ!)

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。