ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

【本】「後悔病棟」「希望病棟」(垣谷美雨)を読みました。



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スポーツにあまり関心のないMarukoは、相変わらず読書やAmazonPrimeを楽しんでいます。

今日は、最近読んだ垣谷美雨さんの小説「後悔病棟」と「希望病棟」をご紹介します(若干のネタバレ含みます)。

タイトルから、なんだか重い感じ?シリアス?と思われるかもしれませんが、ちょっとファンタジーです。

「後悔病棟」の続編が「希望病棟」ですが、ストーリーは独立しているので、片方だけ読んでも楽しめます。

さて、共通する設定ですが、ある病院の内科病棟が舞台。死期が迫る末期がん患者が多く入院しています。

「後悔病棟」では、そこで10年近く働く中堅の女医が主人公。未だ患者の気持ちが分からないのが悩み。ある日、中庭で拾った聴診器を使うと、患者の心の声が聴こえてきて…

この聴診器、「後悔病棟」の最後に登場する後輩の女医に引き継がれたようで、「希望病棟」ではその後輩が主人公になります。

 

この2作、舞台設定は同じですが、聴診器の機能?とか、患者の行く末は趣が異なります。

「後悔病棟」では、違う人生を体験できるという、よりファンタジー要素が強い一方で、現実を変えられるわけではない…

「希望病棟」では、聴診器の役割は患者の声が聴こえるだけ。そして、治験を経て現実に生き直すという、より生きることに焦点が当てられた内容になっています。

 

Marukoは初期の乳がんを経験しましたが、そんな命に関わらないがんでも、やはりいろんな価値観というか人生観が変わったような気がします。

なので、登場する患者たちに共感しつつ、自分ならどうだろう?と改めて自分の人生や価値観を振り返ることになりました。

 

垣谷美雨さんの作品は何作か読みましたが、どれもテンポが良くキャラクターも個性があって、映像化しやすいです。

Marukoの脳内映像化では(最近のドラマの影響大ですが?)

最初の主人公である女医は戸田恵梨香さん、

同期のイケメン医師は三浦翔平さん、

空気が読めない後輩の女医は高畑充希さん、

元ヤンな先輩の女医は仲里依紗さん、

看護師(体が大きく、いつも医師に困っている)は森三中大島美幸さん、

部長は高橋克実さん

で演じられました。

ま、ワタクシの脳が勝手にやったことですので、実際に映像化されるときはどうなるか分かりませんけどね。

 (^o^)/~~

 

おまけ

フェリシモから届いたポーチとクリアファイル。

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蘭ちゃんはもちろん、箱の方がお気に入り。

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面積も深さもピッタリお好みだったようで。

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ねこ鍋も、

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ねこ壺も、

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ねこベッドも、全く使ってくれませんが。

段ボールの方がイイらしい。

もう、買うのはやめましたw

 

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 バエなんて カンケーネー!!

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。