ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

読書とワタシ。

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おうち時間が長くなって、ほかにあまりネタが無いこともあり、本のネタが占める割合が増えてきたので、今日はMarukoにとっての本や読書について書いてみたいと思います。

 

子どもの頃のMarukoにとって、本は正直言って、大事な「逃げ場」でした。

以前にも書いたと思うけど、明治生まれの祖母に育てられたMarukoは、「おなごのこは外を走り回ってはならん。」とか、「子どもはうるさいから嫌い。」と言われて育ち、静かに本を読んでいれば文句を言われないのでした。

それに、おもちゃやぬいぐるみは買ってもらえないけれど、本はたまに買ってもらえたし、ビンボーでも学校の図書館は利用できますし。

本だけ買ってもらえたのは、自分に学がないことを気にしていた祖母に「本=学問」との認識があったからです。本を読むことを「学問はよろしい。」と言って歓迎していました。(ちなみに、漫画は馬鹿になる、と禁止されていました。)

祖母の小言や家庭内の紛争から目と耳を塞ぐには、自分の心を守るには、本は唯一の逃げ場だったんですよね。

学校でも同じ。あまり普通じゃない家庭のことを知られたくない、プライベートに立ち入られたくない気持ちがあったんだと思うけど、他人と深入りするのを好まない、人と接するのが苦手な子どもでした。

なので、休憩時間は常に図書館の本を開き、話しかけないでオーラを出してバリアを張るのでした。

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やがて、本を読むことを歓迎していた祖母の態度を一変させる出来事が起こりました。

忘れもしない、中学三年生の春の家庭訪問のことです。

担任の女性教師が、Marukoは本ばかり読んでいる、受験生なのだから本はほどほどにして、いい加減勉強したらどうか、と言ったのです。

要らんこと言う。ホンマに要らんこと言う。

それ以来、本を開く度に「それは小説か、勉強の本か。」と訊かれるようになったじゃないの。

それまで「本=学問」だったのに。「本=勉強のジャマ」にされてしまった。

ワタシの大事な逃げ場を奪わんとって!

仕方ないので祖母が寝てから、懐中電灯で本を読んだりしていましたけど。ま、眼は悪くなるわな…

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大人になってからも、ストレスが溜まると本に逃げることは多かったです。スポーツは嫌いだし、カラオケも苦手なMarukoは、発散系のストレス解消法を持ちません。物語に没頭して現実逃避するのがストレス解消なんです。

読書のほかに、レンタルDVD等で映画を観ることも好きになりました。現実逃避という目的は共通ですね。

そんなワタシですが、今はストレス解消のために読書することはなくなりました(お陰様であまりストレスがないw)。今は睡眠導入のためのルーティンとなっています。

 

昨年、家にある本を整理して、要らない本をBOOK・OFFに持って行ったんだけど、中間管理職のときに買ったコーチングやらリーダーシップやらのビジネス本や、レジリエンスやらマインドフルネスやら自己肯定感やら愛着障害やらのメンタル系の本が結構ありました。

あームリしてたんだな、ワタシ。

でも、↓これらの本は永久保存。

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結局ネコかいっ!? 

これらを買ったときにはまだネコと暮らしていません。ただただ憧れ、癒しを求めていた頃。

管理職の宴会に「こんなの買った~♪」って「のせ猫」だったかを自慢げに持って行ったら、心配されました。

「大丈夫? 相当疲れてるんじゃない?」

うん、正解だったよw 今だから言うけど。

 

さて、最近の本ネタ。

↓この夏、集英社文庫を買ったら貰えたマグネット栞。

ブックカバーも「よまにゃ」バージョンでカワイイ。この本の感想はまた。

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新潮文庫は「キュンタ」のうちわ栞。

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これもカワイイ。でも「よまにゃ」には勝てないかなぁ。(個人の感想です。)

今年はもう終わったと思うけど、毎年キャンペーンをやっているので、来年の夏も注目です。

今は昔ほどの活字中毒ではないけれど、ぼちぼち読んだ本をぼちぼち紹介できたらいいな、と思っております。よろしかったらお付き合いくださいませ。

 (^o^)/~~


おまけ

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ヒマなので、丸椅子のカバーを編んでみました。期せずして、トンネルの延長になってるような?

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。