ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

無職になりました ~私が退職を決めたワケ

3月末で国家公務員を退職しました。新元号の発表と同時に無職となり、抗がん剤治療が始まったわけですが、全くへこんでいません。だって、おウチに帰れたから。

 

中間管理職として

昨年夏から、ダンナと蘭ちゃんをおいて単身赴任していました。週末は片道4時間近く掛けておウチに帰ることの繰り返し。

同業のダンナ共々、転勤族の管理職で、この10年で7回引っ越しました(1回は、マンション購入による自己都合)。が、昨夏の異動は単身赴任が始めて、担当する仕事内容も始めてでした。せめてどっちかだけなら。せめて蘭ちゃんがそばにいてくれたら癒されるのになぁ、と週末に撮りだめした写真をインスタに載せる日々。

 

施策として、女性管理職を増やそうとしていますが、広域異動させないとポストが足りず、子どもがいない私は大義名分が立たないため、異動を断りづらいという面がありました。

ちなみに、私は幼少期に親が離婚していることもあり、家族は一緒にいるべき、という思いがありました。

 

そもそも、男性であれ、女性であれ、家庭生活との両立を大事にしたい人が増えており、「広域異動を受け入れないとキャリアアップできないなら、管理職なんかなりたくない」、という人は増えていくように思います。本人が望む家庭生活を維持しながら、最大限、能力を発揮できるしくみが必要だと思います。

 

乳がんが分かるまで

仕事内容は、以前と違って、いわゆるジェネラリストであり、達成感のようなものがイマイチ、単身赴任生活で癒しもない。おウチに帰りたい気持ちはどんどん高まり、すぐにということではないけども、早期退職が視野に入ってきました。

で、ペットシッターの資格取得のための講座受講を申し込みました。

 

そんな折、12月末の仕事納めの後おウチに帰ったら、12月始めに受けた人間ドックの結果が届いていました。で、マンモグラフィで引っ掛かっていました。

年末年始の休みのため、精密検査の予約は1月に入ってから。実際に受診したのは1月下旬です。

乳がんかもしれないと思うと、不安ではありましたが、ネットで見ると、9割が良性という情報もあり、そこまで深刻に考えていませんでした。

 

精密検査は拡大のマンモグラフィと超音波でしたが、超音波は、2人の先生が代わる代わる検査しました。ホントにヤバいヤツはダブルチェックするのか~などと冷静に考えつつ、グレーが濃くなっていく気がしました。

結果、針生検をして病理診断しないと悪性かどうか分からないと言われ、またグレーが濃くなりました。

そして、グレーが濃くなったとき、白でも黒でも、おウチに帰りたい、自分の好きなように生きたい、と思ったのでした。

今まで、周りに求められる像を演じてきました。もう、お休みしたい。

 

グレーの中でペットシッターの講座を受講し、手術日の朝に合格証を手にしたのは、前に投稿したとおりです。

今はまた新しい勉強を始めています。

 

がんになってもへこまないワケ

がんになったのはイヤなことだけど、おウチに帰る大義名分ができたことは私にとってはプラスです。プラマイ、プラスが大きいです。もちろん、がんが早期だったこともあります。自由を手にして、元気になったら、面白いこと何しようかなって思ってます。

 

ただし、仕事に復帰すること、両立することが治療のモチベーションになる人は辞めてはいけないと思います。

 

https://www.instagram.com/p/Bv1ZZU9HatF/

😺利用できるものは利用するにゃ🐾

🙋ふたつきゴミ箱 役に立ってるみたい。

😺The view from top of the garbage can.

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