大雨の被害が甚大なものとなってしまいました。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
前回、アフターコロナで社会は変われるのか、なんて書きましたが、Marukoが勤めていたところは女性も多く働きやすい方だったと思います。他と比べれば。決してブラックじゃないです。(フォローになってる?)
あくまで日本のビジネス社会全体の体質についてです。
そして、もう少しだけ、Marukoが「なくせばいいんじゃない?」と思うこと。
それは、仕事関係での飲み会。
いや、仲の良い人と少人数でやる飲み会は好きですよ。
そうじゃない「ビジネス飲み会」。
嫌いだったんだよねー。エライ人の酒が足りてるか気にしつつ、話題を探しつつ、時間も気にしつつ、飲む酒マズー。
これからは、やるとしても「衛生面から自分で注いでください」とか言えるのかな?
「飛沫が飛ぶから黙って飲んでください」とか。
あ、それじゃやる意味ないか。
「懇親会」という仕事
「忘年会スルー」という言葉が流行ったのも記憶に新しいですね。若者はそんなに参加したがってないという。
忘年会や歓送迎会もありましたが、Marukoが働いていた頃、大きい会議があると必ず夜は「懇親会」が企画されました。特に出張者がいる場合、この機会に交流を、ということで。
Marukoは企画する側にもおりました。ポストで企画する人、司会する人が決まってるんだから、完全に仕事です。もちろん、賃金が出るわけじゃありませんが。
そしてある会議の企画をしているとき、Marukoは思いきって上司に、夜の懇親会は止めて、ランチ懇親会にしたらどうか、と言ったのです。
だいたい、酒を飲まないとコミュニケーションできないという前提がナゾだし、遠くから来ていたり子どもがいるなどで早く帰りたい人もいるんじゃないか、
「仕事と家庭の両立」だの「女性の登用拡大」だのと言っておいて、一定以上のポストが参加する会議の度に懇親会が付き物で早く帰れない(これだからキャリアアップしたくない)と職員たちに思われるのは得策ではない、
といったことを伝えたのですが…
さらにひとつ上の人から、「止めるなら私が異動していなくなってからにしてくれるかなぁ。」と言われたのでした。その人も、さらにその上の人を説得する自信がなかったのでしょう。
結局、「そんなにやりたくないなら」止めてよいということになりましたが、ランチ懇親会は採用されませんでした。
たぶんだけど、陰では「これだから女の管理職は使えない。」とか言われてたんじゃないかなぁ。
これからはオンライン会議の時代。画面越しに交流してくださいませ。
おっさんたちの働き方
結局、おっさんたちが組織を作ってきたわけです。
奥さんに、家事や育児や介護や地域のことを全部ワンオペでやらせて、自分は仕事だけやってきた。仕事に全力を注ぎ、長時間労働や単身赴任をしながら、キャリアアップしてきた。
女性の管理職を何パーセント以上にしよう、なんて目標を立てても、実際に管理職になる女性はほとんど独身or既婚で子なしばかり。それって、女性を登用したって言えるのかな?
結局、男でも女でもおっさんたちと同じような働き方ができる人しか管理職が勤まらない、そんな組織じゃいけないんじゃない?と思うのです。
男女を問わず、育児中でも(育猫中でも)介護中でも、あるいは病気治療しながらでもキャリアを維持(またはアップ)できるのが理想だと思うのです。
Marukoはあっさり諦めたクチなので、エラそうなことは言えないのですが。
心残りが全くないわけではないのです。
何もできなかった、何も変えられなかった、という思いが、少し。少しですけど。力及ばず、という感じ。
組織や社会を変えることより(そんな力もない)、個人の幸せが大事でした。仕事を続けることが個人の幸せと両立しないという現実。
これから変わっていくといいんですけど。
昨日始まったドラマ「私の家政夫ナギサさん」を見ていたら、主人公の若い女性(多部未華子さん)がおっさんたちみたいな働き方をしていて、胸が痛みました。
これからどういうストーリー展開になるのか分かりませんが、働きすぎずに幸せになってほしいな。
おまけ
巷で流行っている塩こん部に入部しました!
\(^o^)/ パチパチ
キュウリをたくさんいただいたもので。
Marukoはピリ辛が好きなので、塩昆布、ごま油、唐辛子を使いましたよー。これ、止まらないやつですー♪
今はにゃんこと美味しいものがあれば幸せなのでした。
幸せって、こんな簡単なことだったんだなぁ。