先日、ミュージカル「トッツイー」を観てきました。
崖っぷち俳優のマイケルは仕事を得たい一心で、「女優」ドロシーとしてオーディションを受け、合格してしまう。しかも、主役に抜擢され、一躍人気女優に…
そんな中、共演者のジュリーと「女同士」の友情を深めていくが…
ちなみに、「トッツイー」はアメリカのスラングで「かわいこちゃん」みたいな意味のようです。
そして、「トッツイー」と言えば、ダスティン・ホフマン主演の'80年代映画。
Maruko も昔、観た記憶があります。たぶん、レンタルビデオで。(時代を感じるねw)
これを現代版にアップデートして、ブロードウェイミュージカルとしてリバイバル。
日本版では山崎育三郎さんが主演しています。
女装の育三郎さん、コミカルで華があって、素敵でした。マイケルとドロシーのギャップ、歌も良かったです。
ジュリー役の愛希れいかさんも、さすが元宝塚。最近ではNHK「大奥」で徳川家定を演じられ、素敵な女優さんと認識したところでした。
ほかのキャストの方も、皆さん良かったです。エハラマサヒロさんのダンスも(本業はお笑い? 多才な方なのね)。
あと、生バンド、イイです。やっぱり生だね。
ジャンルとしては、コメディ(ラブコメ?)になると思いますが、マイケルが女性を体験する、あるいは近くで見聞きすることで、観客もジェンダーを意識するという面があります。きっと、この辺りがアップデートされたところなのでしょう。
余韻のある終わり方で、マイケルはこれからも理解を深めていくんだろうな、その努力をするんだろうな、という感じでした。
笑いを随所に散りばめつつ、社会をも踏まえた、良い作品。
脚本もキャストもバンドもブラボーでした。
\(^o^)/ ブラボー
かわいこちゃん
て、あたし いがいに いらっしゃる?
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