先週、映画「ディア・エヴァン・ハンセン」を観に行きました。ブロードウェイでヒットしたミュージカルの映画化ということで、ミュージカル好きなMarukoとしては、観とかなきゃ!って感じで。
上映中なので、ネタバレし過ぎないようにご紹介します。
主人公のエヴァンは、学校に友達もおらず、シングルマザーの母親は忙しすぎ、居場所を見つけられずにいる。
そんな中、同級生のコナーが自死する。
「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」で始まる手紙を残して。
実はこの手紙、エヴァンがカウンセラーに勧められ、自分に宛てて書いたものだった。
が、コナーの両親は、息子がエヴァンに宛てて書いたもの、エヴァンは息子の親友だったと思い込む。
エヴァンは話を合わせ、ありもしない美しい思い出を語るが…
ズバリ、歌はとても良かったです。サウンドトラックCD買おうかしらと思うくらい。
でも、ストーリーは… 重いです。
ミュージカルでこれほど人の内面、心理を描いたものはないんじゃないかしら?
SNSが主なコミュニケーションツールである時代に「匿名」で生きる人々の孤独や承認欲求、良くも悪くもあっという間に拡散する情報。そして、ティーンエイジャーの不安定なメンタル、ひとり親家庭の子の寂しさ、自死が遺すものなど、多くのことを考えさせられます。
自分や近い人の実体験によっては、古傷を抉られるような、胸の痛みを感じると思います…
救いのある終わり方ではありました。
もう1回観たら、痛みより感動が上回るかも?と思うような、深い作品でした。(重いのが苦手な方には不向きなので、注意。)
(‘ー‘)/~~
おまけ
先日の地震以来、ハンモックに乗るのをやめていた蘭ちゃんですが、今朝はハンモックに乗りました。
でも、曇ってて陽当たりがイマイチだったからか、すぐに猫用コタツに移動しましたよ。
♪あったかいんだからぁ。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。