前回、広島県福山市の鞆の浦(とものうら)をご紹介しましたが、泊まった温泉宿がとってもステキだったので、ご紹介します。
建物とロケーション
「汀邸 遠音近音(みぎわてい をちこち)」という宿です。
港から近く、仙酔島に渡る船の乗り場がすぐそこ、シンボルの常夜灯も歩いて5分くらいの位置関係です。
玄関側から見ると、ん?ここであってる?って感じです。隠れ家感MAXです。
中に入ると、なんとも風情のある古民家のような…と思ったら、前身は江戸時代の宿だそうで、梁など古いものがそのまま残っているそうです。
で、この建物に泊まるわけではなく、スタッフに案内されて、ここから渡り廊下を歩いて新しい建物へ。
ロビーに到着して案内されたテーブルからの眺めは、まるで絵葉書です。
目の前に浮かぶ仙酔島や弁天島が、なんとも絵になります。ここでおいしいレモン茶をいただきながらチェックイン。
ちなみに、渡船に乗ったとき、海から「遠音近音」が見えました。ホントに良いロケーションにありますね。
泊まったお部屋です。全室オーシャンビュー、お風呂(温泉)付きです。
バルコニーから往来する渡船を眺められます。
(^-^)フゼー
温泉~お部屋のお風呂と貸切風呂
部屋のお風呂です。スライドドアを開けると、さらに解放感たっぷり、海を眺めながらの湯浴みを楽しめます。
そして貸切風呂。そう、このお宿には大浴場というものがないんです。貸切風呂が2つあり、完全予約制。
部屋のお風呂と貸切風呂なので、ヅラを脱いだ頭や胸の傷を他人様に見られる心配がありません。つまり、がんサバイバーに優しいお宿ですっ !!
貸切風呂は、1組で入るには十分な広さ。アジアンな雰囲気です。ここも眺めが良いので、明るいときに入るのがオススメ。あ、カップルはどうぞ夜に入って、いちゃついてくださいな。(^3^) ムフフ
お料理
海を眺めるレストランで夕食をいただきます。
器や盛付けがとても美しい上、何を食べても絶品でした。1つや2つは味が薄いとか濃いとかありそうなもんですが、全部がどストライク!
全ての写真は載せませんが、お肉もお魚もそれ以外も全部おいしかった! (^o^)v
上は高級魚あこうのしゃぶしゃぶ。
下は鯛めし。食べきれなかったら、お夜食用におむすびにしていただけると言われましたが、全部平らげました!
朝食は和食と洋食が選べました。和食にしましたが、これまた美しい。そして、おいしうございました。
朝と夜
夜は風情が増します。
下はリラクゼーションルーム。
利用しませんでしたが、エステルームもあります。
そして、朝の海。
朝陽を浴びてキラキラ。
写真では分かりづらいですが、
穏やかな水面にスパンコールを撒いたみたいに、キラキラキラキラしているのが、いつまででも眺めていられる大好きな風景になりました。