肌にまとわりつく空気。
とうとう梅雨に入ってしまいましたね。
さて、お義父さんの施設探しをしていたダンナですが、急転直下、入所予定が決まったようです。
住所地の市内には民間の有料老人ホームがなく特養のみ。施設数が少なく、なのに住民は高齢者ばかり。
なので、どこも「100人から200人待ち」と言われたそうです。
そこで、周辺のもう少し大きい複数の市で、民間の介護付き有料老人ホームを探したところ、空きもあって良さそうなところが!
ということで、お義父さんと見学に行ったところ、気に入ってくれたそうです。
決め手はやっぱりごはん!?
その施設は、ちゃんと出汁を取るなど食事にこだわっていることがウリらしい。
それに、湖のほとりの風光明媚なところで、夏には花火大会の花火がよく見えるんだって! 残念ながら今年は中止だけどね。
Marukoも、多少費用が高くなっても貯蓄を切り崩しながら当分やっていけるなら、本人たちが楽しく暮らしていけるところがイイよ、ってダンナに言ってたので、お義父さんが喜んでくれるところがあって安心しました。
あとは、お義母さんだけど。
施設側は、お義母さんが退院したら入所できるよう配慮してくれるそうです。
お義母さんも、お義父さんが先に入って「はよ来い」と言われれば、入るんじゃないかな。
ダンナは、施設の様子やお義父さんのメッセージを録画して、タブレットで見せようと画策中です。
お義父さんは、お義母さんと一緒がイイみたい。
お義母さんが入院してから、お義父さんは寝室で時々、空になったお義母さんのベッドを見て泣いていたそうです。
お義父さんが脳出血の後遺症で介護が必要になってから11年。
お義母さんがずっと介護してきました。
最初の頃は、お義父さんがお義母さんに対して、ああしろこうしろと指図したり声を荒げて文句言ったりしているのを見て、
「なんでそんなに、えらそーなん !? 介護してもらってるんだから、もっとおとなしく介護されてりゃいいのに。」
なんて思ってました。
でも、「介護する人」と「介護される人」というのは、第三者から見た1つの側面でしかないのだろうな、と思います。
だって、なんだかんだ言って仲がイイんですもの。
お義母さんはたまに、お義父さんのツルツルヘッドを撫で回しながら「カワイイ。」なんて言ってるし。
Marukoはちと複雑な家庭で育ったもんで、長く連れ添った夫婦がどんな感じなのか間近で見たことがなかったけど、お義父さんとお義母さんを見てると、なんだか少しホッとするのでした。
(*゚ー゚) カワイイ…
↑冒頭の写真とほぼ同じ姿勢のベッドの蘭ちゃん。
こっちは肉球にピントが合っちゃった。