ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

【本】「猫を処方いたします。」(石田祥 著)~ だいたいの悩みは猫で治る。

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「だいたいの悩みは猫で治りますから。」

猫バカMaruko は大いに賛同いたします!

今日は、猫バカが見つけてしまった、猫バカ向け?小説「猫を処方いたします。」を紹介します。

作者はお初の石田祥さん。こちら、猫バカ御用達になりそうな予感。

京都の細く暗い路地にある雑居ビル。その中に「中京こころのびょういん」は存在する(…はず)。

患者たちは、噂だけでこの心療内科に辿り着く。情報はどこにも載っていない。

30歳くらいの優男の医師が淡々と診察して言う。

「猫を処方します。しばらく様子を看ましょう。」

艶のある目をした看護師に渡されるのは、本物の猫…!?

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第1話から第5話まで、それぞれ新しい患者がやって来ます。

ブラックな会社を辞めたいサラリーマン、女性上司とうまくいかない中間管理職の男性、クラスの派閥に悩む小学4年生女子とその母、他人に寛容になれず部下が離れてしまう女性経営者。

最後は、病気の愛猫が逃げてしまい悲しみにくれる祇園の芸妓。その猫は実は「びょういん」のある雑居ビル出身なのでした。

こんなメンタルクリニック、あったら通院したいです! 

いや、猫を処方って…あるわけないやん。

と思ったアナタ。正解です。ファンタジーです。

ふんわりと優しい魔法に掛かっているような、ちょっと不思議な世界観。

対して、ヒトの思うようにいかない猫様たち、気付いたら猫に癒され魅了されている様など、猫飼いなら分かりすぎるリアリティ。

猫がいれば、だいたいの悩みは治るって、ホント真理ですよ~

 \(^o^)/

 

 

おまけ

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一昨日の夜、ダンナの顎(まで掛かってる毛布)をフミフミする蘭ちゃん。↑↓

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昨日はMaruko をフミフミ。

カワイくてうれしくて愛しさいっぱい。

重いけど。

 

 

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。