子どものころから、夏と言えば読書月間のワタシ。
だって、外、暑いやん。
最近も、休みがあっても出掛ける気がしません。
だって、外、暑いやん。
というわけで、今日は最近読んだ「猫が登場する本」3冊を紹介します。
1.
唯川恵さんの短編小説集です。7編の全てに猫が登場します。
そして、登場する女性たちの出会いや別れ、人生の重要な分岐点に、猫は寄り添っています。愛を教えてくれる存在でもあります。
猫が登場すると言っても、ほっこり系というより、人生や命の深さに、ときには切なさや寂しさも織り交ぜながら思いを馳せることのできる、そして前を向ける、そんな作品集です。
個人的には、最後の編が、ひとりの女性の一生を描いた長編小説を読んだみたいで、印象に残りました。
2.
ファンタジー小説です。
あの世とこの世の境にあるカフェ・ポン。会いたい人に会わせてくれるという噂です。
そして、主人公猫のふー太は、本来「こっち」(黄泉の国)にいるのですが、仕事を5回達成すると会いたい人に会える、という報酬に釣られ、カフェの仕事をします。その仕事は、誰かが「会いたい」と思っている相手からの言葉を伝えること。
ふー太、イイ仕事するんです。
そして、ふー太の会いたい人とは…?
あちらとこちら、案外近いのかもしれません。
3.
突然、元カレから連絡があったと思ったら、玄関先に猫を置いて行かれます。しばらく、預かってほしいと。
この時点で、猫バカとしては、
なんて無責任な!けしからん!
ってなっちゃうんだけど、これには事情があって、その事情はかなり後の方で明かされます。
でね、この猫、関西弁をしゃべる。そこがファンタジー(シュールというか)。あと、年下男子とのラブコメあり。
猫バカはつい、タイトルや表紙イラストに「猫」がいると惹かれてしまう。でも、どれも温かい気持ちになること請け合い。
そう言えば、中学生の頃はよく赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズを読みました。漱石先生の「吾輩は猫である」を読んだのは中1の夏休みだったような。
猫とあまり接点はなかったけど、ただ猫に憧れていた頃。
夢を実現してくれた我が家の猫に感謝です。
(^^)/~~~
あたちと ゴロゴロするの
そんなに ゆめだった…?
(にしても、しすぎじゃにゃい?)
いつもお読みいただき、ありがとうございます。