ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

限界集落での暮らし ~ ラスト(交通編)

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さて、田舎暮らしを垣間見て驚いたことを2回続けてお届けしましたが、今日は、近ごろ問題になっている高齢ドライバーのことなどにも触れて最後にしたいと思います。

run-maruko.hatenablog.com

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公共交通機関がない

はい、路線バスがかなり前に廃止され、交通手段がありません。自動車を運転しない人がスーパーや病院のある町まで行きたいときは、「乗合いタクシー」なるものに事前に予約しないと行けないそうです。

急に体調が悪くなったりすると、タクシー代わりに119番する人もときどきいるようです。救急車が到着したら、玄関先で入院用の荷物を抱えたおばあさんが正座して待ってたとか。交通手段がないので、仕方ないのでしょう。

 

ここで、やはり高齢ドライバーの問題は避けて通れません。

ちなみにお義父さんは車、お義母さんは原付の免許を危なくなる前にちゃんと自主返納しました。しかし、乗り続けている人もいるのではないかと思います。帰省しているとき、ご近所の紳士(?)が軽トラを乗り付けて回覧板を持ってきたのには驚きました。歩くより運転する方が楽なようです。

 

ところで、Marukoは自動車の運転免許を持っていません。運動神経が鈍いからです。今でこそノーテンキMarukoですが、もともとはネガティブMarukoなので、自分が運転するところを想像すると、クラッシュした車の中で血まみれになっているMarukoや、人をはねてしまって茫然自失のMarukoの映像しか思い浮かばないのです。なので、怖くて免許取得は諦めました。

 

そんなわたしが思うのは、第一は、高齢かどうかに関わらず、免許更新のときは反射神経テストや実技を必須にすべきではないかということです。だって、車の運転って、本来とっても恐いことなのに。ペーパードライバーの人がゴールド免許だって自慢してるのをよく聞くんですが(わたしの年代の女性に多いような)、そんな人ホントに運転できるの? そんな人がたまに運転したら?

身分証明書として必要だと言う人もいますが、運転しないなら免許は返納して、マイナンバーカードを作ってください。あと、求人の資格条件欄に、車の運転がメインの職種じゃないのに、「普通自動車免許要」とするのもやめてほしいですね。

 

そして、Marukoのように若いときから反射神経が鈍いヤツもいますが、若いときは優れていた人でも、加齢とともに鈍るはずです。一定の年齢になったら、更新期間を短くし、かつ、テストをクリアした人でも運転できる場所や時間帯を制限するのがよいのではないでしょうか? 

都会(交通量の多い地域)では高齢者(70歳以上?)の運転は全面不可、高齢者は居住地が都会に該当する場合を除き、自宅周辺(範囲を定めるのが難しい?)のみ運転できる。そして、運転できるのは10時から15時とかに制限し、夜間や通勤通学の時間帯は運転できないようにする。

そうすれば、高齢ドライバーは基本、都会からいなくなり、高齢者が他人を巻き込む事故が減るのではないでしょうか。他方、人がめったに歩いていないウチの田舎みたいなところで軽トラを使いながら田んぼや畑を作っている人は、耕作をやめずにすむかもしれません。田舎では、都会とはまた別の問題、高齢者ばかりの集落でどうやって生活を維持していくのか、そのためにどんな行政的支援ができるのか、ということを考える必要があります。

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やっぱり、田舎はたまに遊びに行くのがちょうどいい

田舎暮らしをご紹介してきましたが、やはりMarukoのように車を使わない人間には不便です。人間関係も密接で、良く言えば家族的ですが、自治会のいろんな係やら、寺当番やら神社当番やらが割り当てられますし、みんなで道路掃除などの共同作業も多く、田舎暮らしに憧れて引っ越してきたけど、なじめずに出ていった人もいました。

やっぱり、田舎は、たまに遊びに行って、自然を満喫するぐらいがちょうどいいような気がします。

 

今日はちょっと長めに真面目に書いてしまいました。

読んでくださってありがとうございます。

 

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🙀GW終わらにゃいで~🐾