ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

【映画】「リメンバー・ミー」を見て死後の世界を想像したら~もうすぐハロウィン


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この前、中学生の子どもがいるお友だちから聞いたのですが、最近はクリスマスよりハロウィンの方が大事なイベントなんだって! いつの間に?

ハロウィンって、アレだよね、

Trick or treat!」って、つまり、

「『お・も・て・な・し』してくれないと、悪さするでぇ!」

って大人を恐喝しまくっていい、クソガキの日だよね?

あれ? 違った?  (´ε`;)

由来は日本のお盆みたいなもん? ま、詳細が知りたい人はウィキででも確認してくださいね。

で、たまたま最近ブルーレイを買って見た「リメンバー・ミー」の世界がハロウィンにピッタリかも、と思ったのでした。

「リメンバー・ミー」の世界

劇場で見たら、さぞかしキレイだっただろうな、と思うカラフルな光あふれる世界。これが死後の世界なら、悪くないな、って思っちゃう。

人のビジュアルがガイコツなのはちょっと…ですが。でもみんな、生き生きとしてる。死んでるのにね!

「2度目の死」がやってくるまでは…

 

「リメンバー・ミー」はメキシコの祝祭日である「死者の日」を舞台にしているそうです(これも、お盆みたいなものかと。)。ブルーレイ版の良いところは、ボーナス・コンテンツを楽しめることですが、本作でも盛りだくさん。特に、メキシコへのリサーチ旅行の映像や、メキシコ出身またはメキシコにバックグラウンドのあるスタッフたちがピクサーへの道のりやアイデンティティを語るところなどが、印象に残りました。本作の死生観や家族観を理解しやすくなると思います。

家族観と言えば、本作では家族の繋がりが描かれていますが、「家族って、ウザいよねぇ、でも切れないんだよねぇ。」ってところが、大人が見て考えさせられるところですかね(Marukoの私見です。)。切ないような。苦しいような。

 

ディズニー映画の邦題が秀逸

ところで、「リメンバー・ミー」の原題は「COCO」です。これ、主人公ミゲルのひい婆ちゃんの名前。そのまま邦題にするなら「ココ婆ちゃん」。

でも、これを使わず、主題歌のタイトルをそのまま映画のタイトルに持ってきた。素晴らしい。

映画を見終わった後なら、「ココ婆ちゃん」もいいかもね、と思えるけど、最初から「ココ婆ちゃん」だったら、見たくなったかな…?

 

同じようなことが、「アナと雪の女王」でも言えると思います。アナと雪の女王」の原題は「Frozen」。え、全然ちゃうやん。

「freeze,froze,frozen」だったよね、活用。ずばり、「凍ってる」。補っても「凍った国」といったところでしょうか。

これを、主人公の姉妹を象徴するタイトルにして、しかも日本人お得意の「略称」である「アナ雪」として広まったのは、戦略の賜物でしょう。

考えた人、エライと思うんですけど。(^-^)/

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(だから、おばけじゃないってば。)