ベンガル娘のお休み処

ねこバカMarukoとベンガル蘭ちゃんの暮らし 

【本】旅したくなる2冊「旅屋おかえり」「スーツケースの半分は」

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お出かけしたくなりますよね。春だもの。

究極のインドア派、出不精のMaruko でも。

今日は旅に出かけたくなる本2冊をご紹介します。

 

まずは原田マハさんの小説「旅屋おかえり」です。

鳴かず飛ばずのタレント「おかえり」こと丘えりかは、唯一のレギュラーだった旅番組が打ち切りになってしまう。

そんなとき、旅をしたくてもできない人に代わって旅をしてほしい、という依頼が舞い込む。

おかえりの旅代行業が始まる…

 

おかえりは本当に旅が好き。そして、旅をしたくてもできない事情のある人たち。

旅の代行は、ただ行ってくればいいというものではなく、人と人とを繋ぎます。人の思いも込みの、温かくて素敵な風景。

角館(秋田県)や内子(愛媛県)など、行ったことないので、行きたくなっちゃいました!

 

次は近藤史恵さんの連作短編集「スーツケースの半分は」です。

1話目の主人公はずっとニューヨークに憧れている。夫は定年後でいいじゃないかと言うが、それは30年も先。諦めきれずにいるときフリーマーケットで出会った青いスーツケース。引き寄せられるように買ったスーツケースにはメッセージが…

 

2話目以降、スーツケースがバトンタッチされ、持ち主となった人それぞれの旅の物語となります。

スーツケースの作り手や最初の持ち主についても明かされ、青いスーツケースはこれからも幸せな旅をするんだろうなぁ… そんな風に思わせてくれる連作でした。

 

さぁ、どこに旅しようかな?

 \(^-^)/

 



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最近は近場で日帰りや1泊が多いですけど。


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 げぼくだからにゃ。

 

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。