乳がんの三大治療(手術・抗がん剤・放射線治療)が終わり、再発予防のホルモン療法を始めてから約1年が経過したMarukoです。今日はホルモン療法の1年間を副作用のことや昨日の受診結果も含めてまとめてみたいと思います。
Marukoが服用しているホルモン剤はアロマターゼ阻害薬の「アリミデックス」(成分 : アナストロゾール)という錠剤です。
(ホルモン療法の種類等については、以下の記事を参照。)
ホルモン療法は、乳がんの餌になる女性ホルモンの働きを止めて、再発を予防するものです。
上の記事でも書いたのですが、Marukoは前に子宮筋腫と卵巣嚢腫で子宮・卵巣を全摘していたので、女性ホルモン(エストロゲン)に直接作用する薬ではなく、女性ホルモンを作るのを助けるアロマターゼという酵素の働きをシャットする薬を使っているのです。
で、副作用ですが
関節の症状があります。立ち上がるときに膝が痛いとかもあるのですが、一番気になるのは手の指がこわばることです。特に左手の小指・薬指(手術した側)。グーをしようとしても指が浮きます。
これは1年経っても変わらず…
趣味でオカリナをやっているから余計に気になるということもあるでしょうけど。オカリナの練習日には、洗面台に湯を張って湯の中で台所用スポンジを揉んだりして指を運動させています。少しは動きが良くなります。
でも、体質もあるようで(もともと関節症になりやすい)、主治医に「長年付き合っていくしかない」と言われ、オカリナもう潮時かなーと思いながら、踏ん切れないままなのでした。
ちなみに、ホルモン療法の副作用についてググってみると、女性ホルモンに直接作用する薬ではホットフラッシュなど更年期障害の症状が出る人が多く、アロマターゼ阻害薬ではリウマチに似た関節症状が出る人が多いようです。
そもそも、変形関節症などは更年期以降の女性に多く、女性ホルモンの減少が影響していると言われているわけで、つまり、ワタクシ、女性ホルモンが増えると乳がんになり、減ると関節症になる体質ということ…?
(>.<) トホホ
副作用に対する処方もありました。
以前、記事に書いたことがあるのですが、
最初は「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」という漢方。で、イマイチ効果が感じられないと言ったら
→「ロキソニン」(鎮痛剤)+ 胃薬。
でも、あまり飲む気がしなくて余らせた。
→塗り薬。
で、今回、市販の「ユービケア」(小林製薬)を飲んだら、少し調子が良い感じだったので、主治医に言ったら、その成分である「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」という漢方を処方してくれました。
3か月分なので箱ごとくれましたw どん!
漢方は即効性がないけど副作用がないのが安心ですね。
あと、先日、めまいで自律神経失調症と診断されたことを伝えたところ、ホルモン療法が原因である可能性もあるとのことでした。副作用として更年期症状があり、それにはめまいもあるとのこと。ただ、頻繁に起こらない限り、様子見で良いそうです。
お陰さまで、1週間位なんともないので、一時的なものだったようです。
しかし、まぁ、すごい不調なところはないのですが、プチ不調がいろいろと出てきます… のは、副作用もあるかもしれませんが、トシ(アラフィフ)かしらねぇ… という気もしなくはない今日この頃です。
若い人は大丈夫かもしれませんし、個人差も大きいかと思いますが、ワタクシの体験談がどなたかの参考になれば幸いです。
(^o^)/~~
のんびり いきましょ。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。